2009年05月25日

あまり同じことが書いてあるとへそ曲げたくなるが...

ようやく大きめの仕事が今日で完了。
個人的には元気いっぱいです。明日は完全休養。ふ〜〜〜w

金融大崩壊―「アメリカ金融帝国」の終焉 (生活人新書)
水野 和夫
日本放送出版協会
売り上げランキング: 11193
おすすめ度の平均: 4.0
4 「なるほど」と納得出来る
5 分かりやすかった
4 歴史の流れから金融危機を読む
4 正当なリスク無しの成功は虚しいものです。
4 延命治療のように見えるが・・・・


とはいえ、忙しいときに限って本読みたくなるんですよね...昔から...

最近読んだ本と大筋は同じ。でもわかりやすかったです。

「アメリカ投資銀行」と「日本輸出産業」はコインの裏表。そして、アメリカの5大投資銀行は一瞬にして消えた。いや、正確に言うと、一夜にしてじGSとモルガンは投資銀行から商業銀行に豹変した。日本ではありえないよな。

お金の移動に国境がなくなってしまったから、「お金をじゃぶじゃぶにしてインフレを起こす」なんてこともできなくなっちゃった。現時点でも、世界中でお金がじゃぶじゃぶ状態で、結局新興国の株式や商品などにお金が向かってる。

前にも書いたけど、現時点では、新興国と先進国の差が縮まろうとする方向にしか進みようがない。クルマや家電なんか、人件費が相対的にバカ高い日本やアメリカでつくってる場合じゃない。こんな明白な事実が存在する。

だれでもできるような仕事は、新興国との賃金格差がある程度縮まるまで安くなるのはもうわかりきっていること。家電もクルマもこれからどんどん海外での生産に移行する。自社工場でなくて「生産委託」のほうがいい。

アップル社を長いことみてきているけど、箱に書かれたアッセンブルが台湾などから中国になにげに変わっていたり、そのときどきで最良の組み合わせを考えていることがわかる。

アップルに海外の自社工場などない。

Designed by Apple in California
Assembled in Taiwan -> China

アップルは昔からそうしてきた。デザインがカリフォルニアという点は一貫して変わっていない。日本のメーカーもそうならざるを得ないだろう。ということは、「日本輸入国家」に転換するということ。GDPのマイナスはある意味いいことなのかもしれない。

これからは「円高」がいい。世界の原材料は高くなるだろうし。ものの値段は、人件費が新興国並みに下がる分までは下がるでしょうから、なるべく「現金」で持っていた方がいい。

逆に、新興国の中間層が豊かになってくるから、エネルギーや食料の原材料は高くなる。だから、ごちゃごちゃめんどくさいこと考えないで、新興国株式と商品指数を素直に買っている...新興国に向かう日本企業なんか買わない...だって世界中で同じこと考えてんだもの...なぜ直接買わないのかその理由がない。

この本にもほとんど似たようなことが書いてある。

この本を読んでいて、もうひとつ、いつも書いていることを補完してくれる内容がある。170ページ以降。

日経平均の50年移動平均が10000円強。20年移動平均が18000円ぐらい。

ということは、コツコツと50年間、日本株に投資してきたひとも現時点で損しているってこと。20年間の人はもっと悲惨。他の先進国だって今後はわからない。

2〜3年前から、外貨高や世界的なバブルに乗って、分析なしで(何も考えずに)世界(といってもほとんど先進国)の株式インデックスETFや債権を毎月買いましょう的な手法がもてはやされてるが、これはすでに終わってるかもしれない「大きな物語」をいまだに信じてる人たちのようにも見えます。

先進国の株式や債権をドルコスト平均法的に買うということは、これからも先進国経済が右肩上がりに成長することに賭けていることにすぎない。

今後は新興国と商品、あとは先進国でアップルのような動きを見せる企業に賭けた方がいいんじゃないだろうか? もちろん、国内の小売りや不動産、ニッチや小回りを狙う企業は別ですし、企業価値からみてギャップの激しい銘柄への投資はいつでも有効。

あ〜あ、書きすぎました。
ど素人の妄想ですので、ご自身で考えてください。
posted by kenta++ at 21:47| Comment(0) | TrackBack(0) | 本の紹介など... | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。
※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

この記事へのトラックバック