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2009年01月31日

名目GDP成長率の見通し


による日経平均の割安/割高の判断目安を知るためには、

その日の、日経平均の終値
その日の、日経平均225種の株価収益率予想
その日の、新発10年国債の利回り
名目GDP成長率の見通し

の4つのデータが必要となります。
このうち、上3つは日経新聞に毎日掲載されています。
PERの予想は、今のような経済環境ではどんどん下がりますから注意が必要ですが、まあ目安ですからそのまま使います。

問題は、「名目GDP成長率の見通し」にどの数字を使うか??
これが実にやっかいです...


本には、政府見通しとありますが、現時点では政府見通しと日銀の見通しがかけ離れています。

日銀 2009.1.22.
実質GDPの成長率見通し
2008年度 -1.8%
2009年度 -2.0%

政府 2008.12.
実質GDPの成長率見通し
2008年度 -0.8%
2009年度  0%
名目GDPの成長率見通し
2008年度 -1.3%
2009年度  0.1%

さらに昨年末にまとめられた「日本政策金融公庫 総合研究所 中小企業研究グループ」の資料によると、

民間シンクタンク等18 機関の見通しは、
実質GDPの成長率見通し
2008年度 平均-0.9% 最高-0.5% 最低-1.4%
2009年度 平均-0.9% 最高+0.2% 最低-2.1%
名目GDPの成長率見通し
2008年度 平均-1.7% 最高-1.3% 最低-2.5%
2009年度 平均-0.7% 最高+0.7% 最低-1.6%

となっていて、バラバラ...
日銀の2009年度実質ベースの見通し-2.0%は、民間のシンクタンク予想の最低に近く、かなりビックリな数字ですが、直近(1月22日)のものですので、市場では一番うけいれられている数字でしょう。名目ベースの見通しがありませんが、物価は若干のデフレを見込んでおくのが無難だと思われます。

ちなみに、民間で「実質」が「名目」を上回っている(インフレを予想している)のは2機関だけ(浜銀総合研究所と農林中金総合研究所)。あとは、インフレ率ゼロだったり、デフレ傾向だったりですが、デフレ傾向が主流のようです。

というわけで、あまり深く考えても全く意味がないので、2009年度の名目GDP成長率見通しは、日銀の実質の見通し-2.0%に、0.5%のデフレを加味して、-1.5%ぐらいで考えておくことにします。

どっちみち予測なので、まあこんな感じで十分でしょう。

というわけで、次に今朝の日経新聞をもとに、割高割安を判断してみます。
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